【カナダヤマアラシ】今はどこの動物園で会える?故ムックの日記・写真【東山動植物園】
※2023年7月2日:サムネイル画像を追加しました。
こんにちは、omochiです。
先日、4か月ぶりに東山動植物園へ行ってきました。
本当は毎日でも行きたいくらいです。動物園は良いですね。
北園を歩いていた時に、かつてカナダヤマアラシが住んでいた
登り木が目に留まりました。
現在東山動植物園ではカナダヤマアラシは飼育されていませんが、
少し前まではこの登り木で可愛い姿をたくさん見ていたので、
懐かしいなぁとしばらく立ち止まってしまいました。
今日は以前住んでいたカナダヤマアラシについてご紹介したいと思います。
1.カナダヤマアラシについて
齧歯目、カナダヤマアラシ科の動物で、一日の大半を樹の上で生活をします。
生息地はカナダやアメリカ合衆国、メキシコ北部などの北米の森林です。
体長は60~90cmほどで体色は茶色で尻尾の辺りは黒色をしています。
「返し」のついた長く鋭い背中の針が特徴的で、
刺さるとなかなか抜けないそうです。
2.カナダヤマアラシのムック
ムックは2007年に甲府市遊亀公園付属動物園で誕生し、
2014年にルーリーのお婿さんとして東山動植物園へお引越しをしてきました。
2019年にはムックの大脱走が話題になりましたね。
発見された方が東山動植物園近くの電話ボックスに閉じこめてくださったそうで、
無事、無傷でムックは回収されました。
良かったね、ムック。
その後、2020年にメスのルーリーが亡くなり、
しばらくはムックで一人(一匹)暮らし。
2021年11月、ムックが浜松市動物園へ転出。
お相手のサシコに嫌がられながらもアピールをし、
粘り勝ち(?)で交尾の様子が確認されるなど良い雰囲気でしたが、
2022年10月に亡くなってしまいました。
ムック、おじいちゃんだったので大往生だっとは言いつつも
悲しいですね…。
3.在りし日のムック
悲しい話ばかりしてると気分が落ち込んでしまうので、
在りし日のムックの可愛い姿をお見せします。
こちらは2021年5月上旬の様子です。
この日は暖かく、ムックも外に出てお外をうろうろしていました。
ムックの可愛さに、人が集まってきます。
人間が気になったのか、木に登ってこちらの様子を観察していました。
しばらくすると、サツマイモを食べたり
登り木の下に降りたりしていました。
しばらくうろうろしてから満足したのかおうちに帰っていきました。
懐かしいですね。
ムック、今ではお空の上でサツマイモを食べてるといいな(´・ω・)
4.今はどこで会える?
カナダヤマアラシ、今はどこで会えるのでしょうか。
ムックが亡くなって以降、東山動植物園ではカナダヤマアラシを飼育しておらず
現在カナダヤマアラシに会えるのは以下の2つの園だけです。
・浜松市動物園(静岡)
・秋田市大森山動物園(秋田)
個体の高齢化などに伴い、動物園での飼育数は年々減ってきています。
会いに行けるうちに会いに行きたいですね。
ムックがかつて住んでいた、東山動植物園の北園では
こんなにかわいい動物に会えますよ♪